乳がんに気付いたきっかけについて教えてください。
乳がんの告知を受けたのは、平成3年の頃で私は35歳でした。9歳の長女と5歳の長男、3歳の次女の子育てと、臨床検査技師として15年間の病院での勤務を両立していて、忙しい毎日のなかでも充実していた時期でした。
その日の朝、着替えの際になんとなく左胸の上部に触れたときに「しこり」のようなものがあることに気づきました。運動が好きで体が丈夫な方でしたし、大きな病気の経験もありませんでした。乳がんについて意識したことはなく、普段からセルフチェックをしていたわけでもないので、本当に偶然だったと思います。
自分でも信じられませんが、その日は29年前に食道がんでなくなった父の命日でした。虫の知らせというわけではないですが、なんとなく朝からがんについて意識していて、その日のうちに勤務先の病院で検査をして、後日初期の乳がんと診断されました。