HEALTHCARE : 健康
DATE : 2018.10.15
おっぱい番長に聞く!形の整った理想的な胸って?大人でも胸の形は変えられる?
みなさんは胸の形を整えるために何かケアをしていますか?大人になったら胸の形やサイズは変えられないと思って、諦めている方も多いのではないでしょうか。でも、“おっぱい番長”こと朝井麗華さんが伝授するバストケアメソッドをマスターすれば、理想的な胸の形は大人になってからでも目指せるんです!今日から実践できるバストケアをご紹介します。
魅力的な胸の形=“美バスト”の定義はコレ!
胸の好みは人それぞれですが、ただ大きければいいというものではありません。美容目線で考えると、美しい胸には、黄金比とも呼ぶべき、理想的なバランスがあります。次の4つのポイントで、あなたの胸をチェックしてみてください。
美バストの4条件とは?
①バスト全体のバランス
鎖骨中央のくぼみとバストトップを結んだ線が「正三角形」になっていること。これぞまさに黄金のトライアングル!垂れてしまった胸や離れている胸は、いびつな三角形になっています。②バストトップの位置
肩からひじまでの距離の2分の1より上にバストトップがおさまっていること。2分の1より下にある場合、バストが垂れている可能性があります。③バストとボディの境界線がくっきりしている
バストとボディの境界線=バージスラインがくっきりしていること。このラインが曖昧だと、胸の肉が脇に流れてしまっています。④大胸筋の柔らかさ
バスト上部の骨と骨の間を指で押したときに指がまったく入らなかったり、痛みがあったりする場合はコリがある証拠。大胸筋が柔らかいことが重要です。大人になっても胸の形は変えられる?
大人こそ美バスト作りに向いている!
実は、乳腺が発達していて肉質が硬めの20代の胸よりも、脂肪部分が増えてきた30代以降の胸のほうが、バストが柔らかく動きやすいので、「もう大人だから……」と諦める必要はまったくありません。もちろん、20代の方であっても、今のうちからケアしておくことは大切なので、一緒に美バストについて勉強しましょう!遺伝だから仕方ないと諦める必要も一切なし!
また、「胸の大きさや形は遺伝だから仕方がない」と諦めている方もたくさんいますが、遺伝だけがすべてではありません。一緒に暮らしていると食生活、体の使い方や姿勢まで無意識のうちに学ぶので、家族と体型が似てくる場合がありますが、今からでも正しい姿勢やセルフケアなどを心がけるようにすれば、「遺伝だから仕方ない」と諦める必要もなくなります。キレイな胸の形作るための3つのメソッド
【メソッド1】「バストくるくる」で大胸筋を育てる
STEP1:片方の手を胸の下側に添える
指を揃えた状態で、片方の手を胸の下に添えます。胸の下を手で支えることで、バストが無駄に動くことを防ぎ、靭帯へのダメージが防げます。STEP 2:内側から外側へくるくる円を描くようにマッサージ
反対側の手の4本指で、胸の上を内側から外側に向かって円を描くようにマッサージしていきます。このときバストの土台である大胸筋の固さ・コリをとるイメージで圧をかけるのがポイントです。片方の胸につき10回が目安です。STEP3:反対側も同じようにくるくるマッサージ
反対側も同じように円を描くようにマッサージしましょう。両胸ともに、痛気持ちいいと感じるぐらいの強さでマッサージを行うのがポイントです。【メソッド2】「肋骨ほぐし」で柔らかな質感を手に入れる
STEP1:脇の肉をバストトップに集める
片方の手の指を揃え、逆側の脇の肉を胸のほうに集めます。STEP2:グーの手で胸を押し上げるようにマッサージ
もう片方の手をグーにしたら、第2関節の骨をわきの下の肋骨部分に当て、脇から胸へとマッサージ。胸を押し上げるイメージで、やや斜め上のバストトップに向かうようにグーの手を動かします。このときSTEP1の手も一緒にバストトップに向かってスライドさせます。STEP3:もう一度、脇からマッサージ
STEP1の手がバストトップまで来たら、手を外してSTEP1に戻り、先ほどのSTEP2より拳一個分下の位置にグーを当て、同様に脇から胸に向かってマッサージ。次は更に拳一個分下(アンダーバストの位置)のラインを同様に行います。3ラインを1セットとし、10セット。【メソッド3】「グーパー推拿(すいな)」で憧れの谷間!
STEP1:両胸を内側に寄せるように圧をかける
両手をグーの状態にしたら、第2関節の骨で圧をかけながら外から内へ胸を寄せます。外側に流れた胸を補正することが目的なので、しっかりと力を入れるのがポイントです。STEP2:脇下→バスト上部→バスト下部の3箇所をほぐす
脇下→バスト上部→バスト下部の順番で、しっかりほぐしていきましょう。各10回ずつ合計30回が目安です。STEP3:胸を内側に寄せて30秒キープ
両手を大きく開いたら、手で胸を支えて内側へ寄せます。胸に正しい位置を覚えさせるように、そのまま30秒キープしましょう。朝のお出かけ前に行うのもおすすめです。以上の3つのメソッドを毎日続けていけば、憧れの胸の形を手に入れることも夢ではありません。
また、上記のメソッド以外にも、正しいサイズのブラジャーをつけることも重要です。何となく「いつもと同じでサイズでいいか」とブラジャーを選ぶのではなく、プロにサイズを測ってもらった上で最適なブラジャーを選びましょう。年齢とともに体にはさまざまな変化があるので、半年に1度はプロにサイズを測ってもらい、ブラジャーのサイズが合っているか見直すといいでしょう。
いずれも簡単にできることばかりなので、ぜひ今日から実践して、形の整った理想的な胸を手に入れてください!
※記事中の写真/朝井麗華 著『おっぱい番長の乳トレ』(講談社)より
PROFILE
【監修】 “おっぱい番長”こと朝井麗華さんREIKA ASAI
臨床検査業界を経て、アロマセラピーや東洋医学を学び、中国伝統整体である推拿の素晴らしさに目覚める。中国推拿をはじめとする全8種類のアジアのメソッドを組み合わせた独自メソッドを確立。施術を提供。肩こり・腰痛などはもちろん、バストを中心とした施術の的確さから「日本一予約のとれない経絡整体師」や「おっぱい番長」の異名を持つ。
http://reika-asai.com/