HEALTHCARE : 健康
DATE : 2018.09.28
姿勢・小顔にも◎!美乳研究家おすすめバストアップエクササイズ
ハリがなくなったり、小さくなったりと、年齢とともに変わりゆく胸の形。バストは生活習慣や体重の増減、出産などさまざまな影響を受けて変化するため、理想的な形をキープするには毎日のエクササイズが重要です。しかし、忙しい毎日に新しい習慣を設けるのは大変なもの。美乳研究家のMACOさんが伝授する簡単にできる効果的なバストアップエクササイズで、上向きの胸へと導きましょう。
二の腕もすっきり!エクササイズの効果とは?
では、なぜ胸のトレーニングがさまざまな部位に働きかけるのでしょうか。バストアップエクササイズが女性の美をサポートする理由に迫りましょう。
姿勢がキレイになる
MACOさんによると、胸のハリには姿勢や筋肉が大きく関わっているとのこと。日頃から猫背になったり、胸周辺の筋肉がこわばったりしていると、姿勢とともに胸の形もくずれやすくなるようです。胸には筋肉の土台があり、クーパー靭帯や皮膚と一緒に胸を支えていることをご存じですか?また、胸は背面からも引き上げられており、首から背中にかけて広がる僧帽筋の下部が背筋を伸ばして肩を後ろに引くことによって上がります。
正面と背面の両方から支えることで、胸元にハリが生まれるように。前傾姿勢も自然と解消され、キレイな姿勢を保つことができます。猫背によってぽっこりしてしまったおなか周りも引き締まった印象になるでしょう。
二の腕引き締めで胸のボリュームが引き立つ
美乳づくりのポイントは、出るところを出し、締まるところを締めること。胸に近い二の腕のむくみをとり、上腕二頭筋を鍛えるエクササイズを行うことも大切です。腕は意外と重く、両腕で体重の十分の一を占めるといわれています。腕は自身の重みで疲れてむくみがちなので、エクササイズで疲れをほぐしてすっきりさせましょう。
小顔効果でフェイスラインもシャープに
バストと密接に関わる僧帽筋は、顔のたるみにも影響を与える可能性が。背中の僧帽筋がゆるんだり強張ったりすると猫背につながり、重力に負けてしまって体の前面が垂れやすくなります。猫背によるたるみは、胸やおなか周りだけでなく顔にも起こり、フェイスラインがぼやけたり、顔が大きく見えたりすることもあります。バストアップエクササイズを行うことによって、小顔効果も狙えるでしょう。
バストアップ効果はどれくらい?
バストアップエクササイズのうれしいポイントは、すぐに変化を感じやすいところです。バストにハリを感じたり、肩こりが和らいだりするため、モチベーションを維持しやすいでしょう。現代人はスマートフォンの使いすぎやデスクワークなどで猫背になりがち。エクササイズを継続的に行うことによって左右差のないふっくらとしたバストに変化し、胸元に自信がもてるようになるでしょう。それに伴ってデコルテも自然に美しく見えます。
また、産後は授乳や抱っこによって胸にかかる負担が大きい時期。とくに、卒乳すると乳腺がしぼんで胸が小さくなりやすいため、あらかじめエクササイズを続けておくと必要以上に垂れたりしぼんだりしにくくなるようです。
バストアップエクササイズのおすすめはこれ!
バストアップ・小顔にも◎僧帽筋ほぐしエクササイズ
STEP1:椅子に浅く座り、左右の肩甲骨を寄せながら肩だけを後ろに8回まわす。
STEP2:両手を背部に回し、手のひらをぴったりと合わせて背中で腕をまっすぐ組む。
STEP3:手を組んだままSTEP1の要領で肩を後ろに8回まわす。
僧帽筋にアプローチするコツは、STEP3でひじをまっすぐ伸ばしながら肩をまわすこと。ひじを曲げると腕のトレーニングになってしまいます。最初はうまく回せない方も、繰り返していくうちにできるようになるので続けてみてください。
また、美乳を引き立てるために二の腕も鍛えておきたいところです。僧帽筋のエクササイズに加えて、二の腕のトレーニングも併行しましょう。
二の腕のむくみにも!上腕二頭筋エクササイズ
STEP1:椅子に浅く座り、手のひらで天井を押すように前傾する。
STEP2:腕を後ろにまっすぐ伸ばしてワキを締め、そのまま3呼吸キープする。
エクササイズ中は猫背にならないように注意してください。しっかりとワキを締めることで二の腕に効かせられるでしょう。
バストアップエクササイズで押さえておきたいこと
鍛える筋肉を意識する
エクササイズをするときは、鍛えたい筋肉を意識して行います。たとえば、僧帽筋のエクササイズなら僧帽筋に効かせるように意識して体を動かすことで、しっかりと効果を得られるでしょう。意識をせずに行うと本来得られる効果が出ないだけでなく、誤った動きになってしまうことも。間違いに気がつけないまま続けてしまうことになるので、鍛える筋肉への意識は忘れないようにしてください。
美乳にいい食材を取り入れる
理想の体づくりには、食事の見直しも欠かせません。MACOさんによると、バストも食べるもの次第で大きさや柔らかさが変わるため、美乳にいい食材を普段の食事に組み込むとよいとのことです。-大豆・肉・魚・卵・牛乳
たんぱく質は筋肉や皮ふのもとになる栄養素。偏りのないように、さまざまな食材を取り入れて。
-オリーブオイル
胸を形づくる脂肪は、良質なものを取り入れましょう。アマニ油やナッツ、アボカドもおすすめ。
-キャベツ・なし・ぶどう
エストロゲンの働きを助けるボロンを含む。加熱せずに生食を。
美乳にいいからといって、特定の食材に偏って摂取するのはNGです。栄養バランスの整いやすい和食に組み込むとよいでしょう。
バストアップエクササイズで大切なことは、毎日の継続です。普段の生活に取り入れやすい簡単で効果的なエクササイズを選び、豊かな胸を目指してみませんか?
PROFILE
【監修】MACOさんMACO
美乳研究家
1978年、神奈川県生まれ。
健康運動指導士、小顔美容矯正士、調理師、保育士、健康・食育シニアマスターなど資格多数。白百合女子大学卒業後、会社員を経て、プロボクサー、スポーツインストラクターとして活動後、小顔と美乳のサロン「MALOOVE」を開業。
延べ1000人の女性ならではの悩みを解決してきた。芸能人が通う美乳サロンとしてテレビでとり上げられ、小顔美乳体操「こがおっぱい®」が注目を集める。
著書『小顔もつくれる美乳体操 こがおっぱい』(ワニブックス)、『女子がうらやむ女子のからだこがおっぱい式ボディメイク』(日本文芸社)、監修『寝ながら美乳 つけナイトブラ』(主婦の友社)など。
https://ameblo.jp/maco329/