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HEALTHCARE : 健康

DATE : 2018.10.22

理想のサイズと見た目は違う?きれいな胸の作り方とは?

胸の形や大きさは人それぞれ違います。自分の胸に自信が持てなかったり、コンプレックスを抱いたりと、胸に関する悩みもたくさんあることでしょう。そんな悩みを解消しながら、きれいな胸を作るためのアドバイスをお届けします!

監修:医療法人優美会理事長、吉井クリニック院長 吉井 友季子先生

きれいな胸の定義とは?

きれいな胸とはどんな胸のことを指すのでしょうか。きれいな胸の条件として、一般的に言われることをまとめました。

きれいな胸の定義

●大きさ

片手で包み込んだときに少し余るくらいの大きさが、大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさという意見が最も多いようです。

●左右のバランス

片方が小さくもう片方が大きいなど左右の大きさが違うということがない、左右均等な大きさがきれいな胸には必要です。

●胸の位置

胸の位置が下にあると、スタイルが悪く見えたり、姿勢が悪いような印象を与えてしまうこともあります。

●張り感

張りを失った胸は下垂しやすく、胸が垂れると胸の形が悪くなってしまうことも。反対に張りがあってツンと上向きの胸は健康的で元気よく見えます。

●乳首の色

ピンク色の乳首は清潔感があり、若々しくきれいに見えます。


理想のサイズと見た目の違い

胸のサイズはABCDE…のアルファベットで表され、Aから順にサイズがアップしていきます。このサイズは胸のふくらみが最も高い「トップ」と、胸のふくらみのすぐ下(胸の付け根の部分)の「アンダー」の差によって割り出します。

差が約10.0cmはA、約12.5cmはB、約15.0cmはC、約17.5cmはD、約20.0㎝はEとなります。バストサイズはメジャーがあれば自分で測ることもできるので、改めて自分のバストサイズを確認してみてください。

理想のバストサイズは「Cカップ」や「Dカップ」と答える人が多いようです。日本人の平均的なバストサイズはB~Cと言われており、平均より少し大きめの胸が理想とされているのかもしれません。

また「胸の谷間がくっきり浮かぶ大きさが理想的」と言う人もいます。胸の谷間が自然に現れるサイズはEやFくらいです。理想のサイズと見た目の違いに差があることもあり、どんな胸が一番きれいなのか一概に言うことはできません。さらに、胸の見た目の美しさはバストサイズ以外に、形も大きな影響を与えます。

胸の形はどのタイプ?

胸の形の分類

胸の形はいくつかの型で分類することができます。今の自分の胸の形や、バストメイクで手に入れたい理想の形などを確かめていきましょう。

●円盤型

丸いお皿のような形です。トップとアンダーの差が少なく、あまりふくらみがありません。

●三角型

バストの下部だけがふくらんで、上部にふくらみがない形です。


●おわん型

おわんを伏せたような形です。丸くきれいな形ですが、トップの高さが低くボリュームが控え目です。

●半球型

ボールを半分に切って乗せたような形です。きれいな丸みを帯び、ふっくらとした盛り上がりがあります。

●円錐型

トップが高く前に突き出したような形です。ボリューム感がありグラマラスで女性らしい体つきに見えます。

胸を理想的な形に整えるには?

胸の形や大きさは日々の過ごし方やちょっとした心がけによって変化します。胸を理想の形に整えるにはどんなことに気をつけるといいのでしょうか。

●クーパー靭帯を守る

クーパー靭帯は胸のハリを支える重要な部分です。クーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、胸はハリを失い下垂してしまいます。クーパー靭帯は一度損傷を受けると修復が困難です。胸が揺れるような激しい運動はクーパー靭帯にダメージを与えてしまうので注意しましょう。
またノーブラで過ごすと、胸を支えるクーパー靭帯に負担がかかり伸びやすくなってしまいます。

●サイズにあったブラをする

胸の形を守るためにブラジャー選びはとても大切です。「カップが胸にフィットせず隙間がある」というときは、ブラジャーが大きすぎます。バストサイズに合っていないブラジャーをつけていると胸が固定できず、上下左右に揺れてクーパー靭帯に負担をかけてしまいます。
また「カップから胸がはみ出す」というときは、胸に対してブラジャーが小さすぎます。小さいブラジャーで胸を締め付けていると、血行が悪くなり胸のふくらみを促す乳腺の発達が阻害されてしまったり、クーパー靭帯に栄養が届かず組織が弱くなってしまったりするおそれもあります。

●バストマッサージ

バストマッサージでは血行促進や筋肉のコリをほぐす効果が期待できます。入浴時やお風呂上りなどに理想の胸をイメージしながらバストマッサージをしてみましょう。マッサージのついでに乳がんのセルフチェックも行うと健康管理にも役立ちます。

●トレーニング

胸を支える筋肉のトレーニングを取り入れると、胸の下垂を防ぐことができます。ポイントとなるのは大胸筋です。大胸筋は、腕たて伏せや仰向けでダンベルを持ち上げるウェイトトレーニングなどで鍛えることができます。本格的なトレーニングはハードルが高いものですが、「胸を張って歩く」「腹筋に力を入れ背筋をまっすぐ伸ばす」など、普段の姿勢に気をつけるだけでも十分効果がありますよ!

PROFILE

【監修】吉井友季子先生YUKIKO YOSHII

医療法人優美会理事長、吉井クリニック院長
大阪市立大学医学部卒業。H11年大阪府吹田市江坂で吉井クリニックを開院。
内科、外科、婦人科疾患、健診や予防医療、美容医学に力を入れ成果をあげている。
著書多数。健康・美容に関して雑誌、新聞でコメントを求められることも多い。
https://www.yoshiiclinic.jp/

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