MONEY : お金
DATE : 2025.11.14
働く女子必見!貯金を増やすための具体的ステップ
「将来のためにもっと貯金を増やしたいけど、なかなかうまくいかない…」そう感じていませんか?SNSで見かける充実した生活を送る人たちの姿が目に入り、「自分も何か始めなければ」と焦る気持ちや不安が高まり、貯蓄に目を向ける人も少なくないはずです。具体的な方法が分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
まずは家計簿の見直しを軸に貯金を増やすための具体的なステップを分かりやすく解説します。
・ステップ1:現状把握 - 家計簿で「お金の流れ」を可視化
・ステップ2:固定費の見直し - 賢く節約!
・ステップ3:変動費の節約 - 無駄を省いて賢く使う!
・ステップ4:無駄遣いを減らす - 誘惑に負けない!
・ステップ5:目標設定とモチベーション維持 - 継続は力なり!
・貯蓄性のある保険で将来設計
・目指せ!貯金体質
ステップ1:現状把握 - 家計簿で「お金の流れ」を可視化
ステップ2:固定費の見直し - 賢く節約!
家計簿をつけたら、固定費の見直しに着手しましょう。固定費とは、毎月ほぼ一定額で発生する費用のこと。通信費、光熱費、保険料、家賃、サブスク代などが代表例です。
• 通信費:格安SIMへの乗り換えや、契約プラン、自宅のWi-Fi環境の見直しで節約できます。
• 光熱費:電力会社やガス会社各社のプランを比較したり、節電・節水グッズを活用したりして支出を抑えられます。
• 保険料:保険の見直しは大きな節約効果が期待できます。保障内容が自分に合っているか、無駄な保障がないかを確認しましょう。特に加入から何年も見直しをしていない保険は節約するチャンスです。
• サブスク代:音楽聴き放題や動画見放題に代表されるサブスク代も固定費です。同じようなサービスを複数利用している場合は、一つのサービスに絞る、あまり利用していないものは、思いきって解約しましょう。
固定費の削減は、一度見直せばその後も継続的に効果が得られるので、大きな節約効果に繋がります。
ステップ3:変動費の節約 - 無駄を省いて賢く使う!
• 食費:食材を計画的に購入し、自炊の回数を増やしましょう。外食やお惣菜の利用を控え、お弁当を持参したり、手頃なPB(プライベートブランド)食材を選んだりするのも効果的です。
• 日用品費:ドラッグストアの特売日を利用したり、レシートやアプリについてくるクーポンを使って割引を受けたり、詰め替え用商品を購入したりするなど、小さな工夫で節約できます。
• 交際費:交際費の上限を決め、無駄な飲み会や衝動買いを避けましょう。家飲みやピクニックなど、お金を使わないで楽しめる工夫を提案してみましょう。
変動費は意識的に節約に取り組むことで、効果的に支出を減らせます。
ステップ4:無駄遣いを減らす - 誘惑に負けない!
ステップ5:目標設定とモチベーション維持 - 継続は力なり!
貯蓄性のある保険で将来設計
目指せ!貯金体質
貯金を増やすには、家計簿をつけて現状を把握し、固定費・変動費を見直すことが大切です。無駄遣いを減らす工夫をし、節約できたお金は貯蓄に回しましょう。貯蓄を続けるには、具体的な目標を設定してモチベーションを維持するのがポイントです。
貯蓄は将来の安心に繋がります。今日から少しずつ、貯金体質を目指して行動に移してみましょう。
高山 一惠(たかやま かずえ)さん

中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。その後現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社) 、「50代から考えるお金の減らし方」(成美堂出版)など書籍100冊、累計180万部超。1級FP技能士。住宅ローンアドバイザー。













