ミッションは、経営層の
次のアクションにつながる
ストーリーを描くこと

Shun Matsui松井 峻

経理財務部
2022年入社

現在の
仕事内容
経営層に決算報告を行い、
次期経営計画の立案に貢献する
所属する経理財務部の数理グループでは、主に日本の会計基準に基づく決算を担っています。私はその中で責任準備金の計算や事業統計の集計、収支見込の作成を担当しています。
生命保険会社がお客さまとの約束を果たすために積立が義務付けられている責任準備金をはじめ、決算数値の分析はアクチュアリーとして非常に高度な専門性が求められます。私たちの最も重要なミッションは、「経営計画と決算数値に差異が生じた要因」を調査・分析し、将来の見通しも含めて経営層に報告することです。四半期決算以外の時期には、業務の改善や、新たな分析方法の検討などにも取り組んでいます。
松井 峻

入社を決めた理由を教えてください。

前職の信託銀行では約4年間、年金アクチュアリーとして勤務していました。しかし近年、日本の退職金給付制度のスリム化が進む中で、「将来的に年金アクチュアリーの市場は縮小していくのではないか」という危機感を抱くようになりました。そこで新卒時から関心のあった生命保険分野に挑戦したいという想いが強まり、転職を決意しました。
数ある生命保険会社の中でも当社を選んだ理由は、多様なバックグラウンドを持つ人財が豊富だったからです。損保社からの出向者である損保アクチュアリーから、私のように年金分野からの転職者まで、非常に多様性に富んでいました。「ここなら自分の専門性を発揮できる」と感じました。

仕事の難しい点と喜びはどんなところにありますか?

決算数値の調査・分析には、幅広い情報と知識、そして「経験に基づく判断力」が求められます。例えば、保険の解約数が計画と実績で乖離した場合、その背景にはさまざまな要因が考えられます。経済状況の悪化、金利上昇に伴う他社商品への乗り換え、あるいは代理店の販売戦略による影響や保険の種類によるものなどさまざまです。そのため、多角的な視点を持たなければ適切な解にはたどり着けません。データに表れない背景をあぶり出すために、自分の担当分野以外の領域については、グループ内のメンバーへ知見を求めたり、代理店を統括する営業推進部門に現場の肌感をヒアリングしたりすることも重要です。そうして試行錯誤の末に「これだ!」と納得できる答えにたどり着いたとき、この仕事ならではの醍醐味とやりがいを感じます。

松井 峻

これまでの仕事で、最も印象に残っている仕事を教えてください。

入社1年目は決算数値を理解するだけで精一杯でした。転機となったのは2年目に経営層に報告する「決算報告」の作成を任されるようになった経験です。一つの数値に対しても、解釈の仕方は無数に存在するため、重要なことは、経営層が「次のアクション」へ迷いなく進めるような、納得感のあるストーリーを描くことです。限られた時間の中で自分なりにストーリーを組み立てて報告したのち、経営層から多角的なフィードバックをいただいた際、「自分の描いたストーリーが伝わった」という強い手応えと達成感を得られました。このときの充実感は今でも覚えています。

転職して良かったことは何ですか?

多様なバックグラウンドを持つ上司や同僚がフラットに接してくれたため、すぐに職場に馴染めたことはもちろん、日常的に自分の知らない世界の話を聞ける環境がありがたいですね。また、経営層が決算や収支見込に大きな関心を持っており、速報性や説明のわかりやすさを強く求められるからこそ、経営層との「距離の近さ」をダイレクトに実感できます。経営層である役員が、我々の執務室に来て意見を交わすことも珍しくなく、自分の仕事が経営に直結しているという手応えを得やすい環境です。

今後、仕事のうえでチャレンジしていきたいことを教えてください。

実際に経験してみて、決算業務は自分の肌に合っていると感じており、今後もこの分野を突き詰めていきたいと思っています。現在は日本の会計基準を担当していますが、次は未経験の国際会計基準の領域にも挑戦したいです。生命保険分野の規制の高度化に伴い、ますます複雑になっていきますが、最先端の情報を正確に解釈し、経営判断に資する報告を行う仕事は、AIには決して代替できない領域です。「人間にしかできない、自分だからこそ生み出せる価値」を、これからも追求し続けたいと思います。

求職者の皆さんにメッセージをお願いします。

生命保険業界の中でも、これほど多様な人財が集まり、お互いを尊重し合っている会社は稀有ではないかと思います。私のように未経験の領域へチャレンジしたいという意思も、温かく受け入れてくれる風土です。特に、「専門性に磨きをかけたい方」「経営に近い立場で働きたい方」には、やりがいを感じられる環境だと思います。私も新しく入られる方が1日でも早く馴染めるようサポートしていくことが、温かく迎えてくれた会社への私なりの恩返しだと思っています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。