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HEALTHCARE : 健康

DATE : 2025.11.14

賢く使おう!ウェアラブルデバイスの上手な取り入れ方

毎日忙しく過ごす女性にとって、自分の健康は気になるけれど、なかなか時間をかけてケアするのは難しいのが現実です。そんな現代女性の味方となるのが、ウェアラブルデバイス。手軽に健康管理ができるツールとして、近年ますます注目を集めています。今回は、ウェアラブルデバイスを賢く活用して、より健康で充実した毎日を送るためのヒントをご紹介します。

 

ウェアラブルデバイスってどんなもの?種類と機能


ウェアラブルデバイスとは、身につけて使える電子機器のこと。代表的なものはスマートウォッチやフィットネストラッカーです。様々なメーカーから多種多様な商品が販売されています。
これらのデバイスは、心拍数、睡眠の質、活動量、消費カロリーなどを計測できます。GPS機能を搭載したモデルなら、ランニングやウォーキングのルートやペースも記録可能。さらに、スマートフォンと連携させて着信やメッセージの通知を受け取ったり、音楽を再生したり、ダイエットアプリなどと連携をすることもできます。  

自分に合ったデバイスを選ぼう


ウェアラブルデバイスを選ぶ際には、自分のライフスタイルや目的に合った機能を搭載したものを選ぶことが大切です。

運動好きなら:GPS機能や防水機能、多様なスポーツモードを搭載したものがおすすめ。
健康管理を重視するなら:心拍変動分析や睡眠ステージ分析など、詳細なデータを取得できるものが◎。
ファッション性を重視するなら:豊富なバンドでカスタマイズできるものや、スタイリッシュなデザインのものなどが人気です。  

データを活かして生活習慣を改善


ウェアラブルデバイスは、ただデータを記録するだけでなく、そのデータを分析して生活習慣の改善に役立てることができます。

睡眠:睡眠時間だけでなく、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠の時間割合や睡眠スコアを参考に、睡眠の質を把握。規則正しい睡眠習慣を目指しましょう。
活動量:1日の歩数や消費カロリー、運動時間などをチェックし、目標を設定してモチベーションアップ。座りっぱなしの時間を減らすよう意識することも重要です。
心拍数:運動時の心拍数をモニタリングすることで、トレーニング強度の適切な管理が可能。普段の心拍数の変化にも注目することで、体調管理にも役立ちます。

一部の製品では、睡眠スコアや活動量の詳細データを確認できるだけでなく、睡眠習慣の見直しをサポートするプログラムやパーソナライズされた運動メニューを提供していたり、「ヘルスケア」アプリで様々な健康データを一元管理して、心拍数の変化を通知する機能を搭載していたりするものもあります。  

プライバシー保護は大切なポイント

便利なウェアラブルデバイスですが、個人情報を取り扱うため、プライバシー保護の観点も重要です。デバイスのプライバシー設定を確認し、データの共有範囲などを適切に管理しましょう。  

ライフデザインに合ったデバイスでより健康で充実した毎日


ウェアラブルデバイスは、自身の健康状態を客観的に把握し、生活習慣を改善するためのとても便利なツールです。自分の用途やライフデザインに合ったデバイスを選び、データを活用することで、より健康で充実した毎日を送りましょう。

取材・監修:日本産科婦人科学会専門医
日本医師会認定産業医
窪田真知 先生


福岡大学医学部を卒業後、産婦人科での臨床経験を積む。幅広い年代の患者の診療にあたる傍ら、2015年からは産業医としても活動を開始。学生向けの講演や市民講座で講師を務めることも。

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